2006年06月01日

若いドラマー

友人の息子が今年、都内の某有名音楽(JAZZ)専門学校を卒業した。プロのドラマーを目指している。
思い出してみると、彼は、小学校に入る前からスタジオに遊びに来てドラムを叩いていた。ちょっとしたスティービー・ワンダーだ。実際、その当時の僕ら、スティービー・ワンダーの曲を演っていたし(笑。
しかし、本人も良くわかっているだろうが、ドラマーで食っていくというのは今時本当に難しい。
ご承知尾ように80年代以降、スタジオでのドラマーのニーズは激減してしまった。聴いた話だが、若いレコーディング・エンジニアでドラムの録音がロクにできない奴が多いのだそうだ。無理もない。今やスタジオでドラムを叩くのはドラマーではなくてMACだ(笑

友人に教えてもらった最近のスタジオ風景

1.まずドラムのメーカーを選ぶ。ヤマハとかパールとかTAMAとか……
2.次に音圧感をチョイスする(マイク・オフセット距離のシュミレート)
3.打ち込む
4.「跳ね」をパーセンテージで調整する他、場合によっては跳ね具合をランダマイズする。
5.部屋鳴りなどを調整する
これでだめなら、今度はCDから素材を探してループだぁ。

なんて感じのことを全部MACのコンソールで行う。
面白いことは面白い。便利はすごく便利。でも色気ねぇ〜(笑

それでも、人間のドラマーが叩いたドラムと、CPUがシュミレートしたドラムを聞き分けることができる人がどれだけいるだろう。
……なんて、そういう私自身、フィルが出てくるまで人間とCPU(レプリカント)を区別できないことも少なくない。

ところで、友人の息子のドラミングだが、アマチュア・レベルで聴くと『激巧い』のだが、プロとしてやっていくことを加味して聴くと、今のところ……普通だと思う。
でも、若い=可能性のかたまり!とにかく頑張って欲しいっ!

posted by BustaCat at 00:17| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おぉードラ息子ですか(笑)
今の時代、生楽器で食ってくのは
ホント大変ですよね。
そーいえばスタジオミューシジャンの
大リストラの時代が昔ありましたね。
前ノリ、後ノリ、突っ込み、と
なんでも機械で出来ちゃうんだから
困ったもんです(笑)

そんな環境の中で一旗上げるのは
恐ろしい程の個性か世渡り上手にならないと
メジャーでは食えません。

カッチリした音楽も良いですが
ルーズでアナログチックな音楽のほうが
聴いていて気持ち良いんですけどね。
日本じゃ売れないからダメか(笑)

ぜひドラムスコさん、海外へ飛び出して
下さい。
Posted by ジャック at 2006年06月02日 12:32
ジャックさん。どうもです。
そう、ドラムスコなんです(笑
親父がベーシストで、顔も性格も音楽の好みもそっくりなんですね。
親父は、要するに私の古いバンド仲間なのですが、かなり巧いベーシストでした。
過去形にすると怒られるか(笑
当時、クルセイダーズをやらせると右に出るものなしという感じかな。
Posted by BustaCat at 2006年06月03日 01:40
ジャックさんへのBustaCatさんのコメントを読むまで、「BustaCatさんの息子さん」の話だと思ってました。
読み返すと「友人の息子」って1行目に書いてありましたね(照)。

ジャズあたりでも、やっぱり打ち込みなんですか?
というか、ジャズ分野で食べてくのは、これまた難しいみたいだけど。

飲んでる時の話題として、
「あれは打ち込みで、あれは打ち込みじゃない」
「いやあれもそうらしい」
「えええあれが打ち込みならドラマーいらないじゃん」
みたいなことを、ベーシストとドラマーがよくやってます。
ちなみに私は、聴いてみてどっちか判断出来る自信は全然ないです。Jポップなんていわれる分野なんかだと、まったく無理。
あ、でも、スガシカオさんでもおなじみの沼澤尚さんのドラム、めちゃめちゃ好きです。
好きといえば、ブライアン・ブレイドも大好き。
デニチェンも大好きー。

あれ、何の話だっけ。
あ、そうそう、ドラ息子。

夢は大きく、可能性を求めて、頑張って下さい。
(お名前もわからないけれど)応援してます!


Posted by きみ駒 at 2006年06月04日 10:52
きみ駒さん。どうもです。
書き方がまだるっこしかったかな。友人の息子です。
打ち込みで本気になって『生』っぽくやられると結構参りますよね。
4ビートのブラシ・ワークまで打ち込みしてるのを聞くと、なんだかなぁ…って思います。
沼澤尚さん、私も大好きです。
これからのドラマーは、テクやノリだけじゃなくて色気も重要だったりして。
Posted by at 2006年06月04日 22:05

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。