2006年09月10日

9月

明日で9・11から5年が経つ。
この日ほどJimi Hendrix の”The Star Spangled Banner”が響く日はない。
Jimiの命日が1週間後の9月18日、ということも偶然とはいえ印象的に感じる。

あの日の衝撃で世間が大騒ぎしていたとき、勤め先のビルに入っている小さな医院の看板に”No War”という小さなシールが貼られた。そのシールは今でもそのままになっている。

だいぶ以前にWoodstockのDVDを娘に見せたところ、娘の心を捕らえたのはJimiではなくてSlyの方だった。それでも彼女は、Jimi Hendrix の”The Star Spangled Banner”のギターの音色は「すすり泣くような切ない音だ」という印象を持ったらしい。確かに、あのJimiの音色は、いつもの吼えるような音色ではなく、すすり泣くように聴こえるのは、私の勝手な思い込みだけではないような気がする。

事件の後のアメリカの世論が概ね報復攻撃を支持していたことも記憶に新しい。
一部知識人(移民系の知識人が多かったように思うのだがそれは思い込み?)が、報復行為への警鐘を声を大にしていたのだが、国中を覆う怒りの感情にかき消された格好だった。映像の衝撃力は言葉のメッセージの1000倍のスピードで伝播する、なんて感じたりした。
事件の質が全く違うので、並べるのは不謹慎かもしれないが、サッカーW杯の決勝戦でのジダンの頭突き事件のとき、フランスの世論がジダンに対して概ね同情的で、一部には賞賛する向きさえあったのには驚くというより呆れたものだった。スター選手であることを省みず「やられたらやり返す」のは、とても勇気ある行動だ、とのこと。

それにしても、平和ボケのニホン人の能天気。悲しむべきか、喜ぶべきか私にはわからない。

Woodstock-dx.jpg
posted by BustaCat at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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