2005年05月01日

P-Funk Earth Tour [LIVE]

earth_tour.jpg

 この Blog に検索エンジンから訪れる人の検索ワードで、圧倒的に多いのが P-Funk 。なのに、これまでP-Funk の記事を書いていなかったので、とりあえず定番のレビューをいってみます。
 そもそも、今更レビューを書くこと自体ためらわれるという P-Funk の定番ライブ。P.Funk Earth Tour。Funk なスペース・オペラ劇場に集う大パーティ。正直言って、カッコいい、という以外に何を書いても無粋。
 無粋は承知で書くぞ!
 全編ブったるんでいるようで、実は、絶対にテンションを下げることのないリズム隊。要所、要所で思わずのけぞらせてくれる、Horns とGuitar 。Bootsy のカッコよさは今更言うに及ばず、Bernie のキーボードが時としてたまらなくキュート。ゴスペルなコーラスが時として泣かせてくれる。

P-Funk Earth Tour [LIVE]

1.P-Funk (Wants to Get Funked Up)
2.Dr. Funkenstein's Supergroovalisticprosifunkstication Medley
3.Do That Stuff
4.Landing (Of the Holy Mothership)
5.Undisco Kidd
6.Children of Productions
7.Mothership Connection (Star Child)
8.Swing Down Sweet Chariot
9.This Is the Way We Funk With You
10.Dr. Funkenstein
11.Gamin' on Ya!
12.Give Up the Funk (Tear the Roof off the Sucker)
13.Night of the Thumpasorus Peoples

Horns- Fred Wesley, Maceo Perker, Rick Gardner, Richard Griffith
Bass- Cordell Mosson, Bootsy Collins
Guitars- Garry Shider, Michael Hampton, Glen Goins, Eddie Hazel
Drums- Jerome Bralley
Keyboards- Bernie Worrell

The Oakland Coliseum, January 21, 1977

 これを部屋で聴いていると少し空しい気持ちになる、本来は「参加」しなくちゃはじまらないパーティ。映像がないのも惜しまれるが、このアルバムが CD としてのこされただけでも感謝モノなのかもしれない。

ステージの異様な盛り上がり方もすごいが、実は Track-4 と Track-9 はスタジオ録音。スペース FUNK オペラ劇場の完成度に実はこだわっている。LP では、やはりスタジオ録音の"Fnatasy And Reality"という曲が収められていたが、CD ではカットされている。

 同世代、同系統の EW&F と比べてみると、P-Funk の位置づけがはっきりするように思える。おバカでド派手なステージは両者共通だが、アチラ(EW&F)は、何故か「生真面目」なところがあって、特に70年代においては、常に前に進もうとしているし何かを掴もうとしている。対してコチラ(P-Funk)は、常にマイ・ペース。Funk 以上でも以下でもなく、常にFunkそのものであって、Funk を期待するファンを決して裏切らない。M.ホワイトとG.クリントンのキャラクタの差かもしれない。
 EW&F は、音楽を洗練の方向へ向けていったが、行き詰るのにそれほど時間はかからなかった。P-Funk は、常にマイペースであったが、今、聴き返してみると、EW&F に「古さ」(懐かしさ)を感じるのに、P-Funk は、古さを全く感じさせない。これこそマイ・ペースの強みだ。

 未だ P-Funk カブレしていない人にこの LIVE を勧めるのはちょっと勇気がいる。カブレてない人には、ちょっとカルトで濃すぎるかもしれない。でも、怖いもの見たさで騙されたと思って聴いてもらえると嬉しい。ただし、本当に騙されたと思っても当方は責任取れません(笑
 このカルトについていけないという正常な神経の人には、Bootsy のソロ・アルバムの方がお勧めかもしれない。そちらもいずれここで紹介しますけど……

posted by BustaCat at 15:02| Comment(9) | TrackBack(4) | FUNK/P-Funk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
相互TBありがとうございます。

>このカルトについていけないという正常な神経の人には
ぷ。確かにそういう方もいらっしゃるかもしれませんが、
このアルバムは、何にも言わずにとにかく
聴いてみてほしいですよね(笑)
Posted by オクターブの共鳴音 at 2005年05月01日 22:33
こちらにもお邪魔します。。。私、音楽の嗜好は黒系でして、ブルース、
ファンク、ブラコン(死語?)、レゲエ、HipHop と、真っ黒です(笑)
昨年(一昨年?)でしたか、EW&F の武道館コンサート行きました。
客層は高校生ぐらいからシルバー世代まで幅広かったですが、年齢層は
高めでした。最初から最後まで会場全体がディスコ状態となっておりま
して、きっと外には救急車と医者が待機していたに違いないと(笑)
Posted by ぷらちな at 2005年05月03日 20:21
ぷらちな さん
いらっしゃいませ。
>真っ黒です
合格です(笑 大歓迎します。
Earth といえば、昨年のグラミー賞授賞式で、Earth と P-Funk Allstars が共演したの見ました?
あれは、スゴかったです。EW&F と Allstarts 共演で "Give Up the Funk"ですから。
ウチでは家族揃って(猫も一緒)リビングが Funk と化しました(ヘンなうち…
Posted by BustaCat at 2005年05月03日 23:36
>昨年のグラミー賞授賞式で、Earth と P-Funk Allstars が共演したの見ました?

・・・え・・・それは・・・知らなかった(汗)見てみたいもんです・・・ネットに映像落ちてるかどうか探してみます(笑)
Posted by ぷらちな at 2005年05月04日 00:16
動画ゲッツ・・・いやいや、これはスゴイっすね。お宝コレクションに追加っす。w
Posted by ぷらちな at 2005年05月04日 20:59
祝GET!
スゴイでしょ!
Posted by BustaCat at 2005年05月05日 00:07
トラックバック、コメントありがとうです。
僕もですね、p-funkのライブ会場に足を運びたいです。もう、大変な事になる気がします。それにしても、上記の映像凄く見たいですねー。ちょっくら検索しに行ってきます。
Posted by lenmac at 2005年05月22日 00:06
コメント&TBありがとうございました。Pファンクもアース並みに評価してほしい所ですが、グルーブ重視ではヒット性は無いですね。
彼らも、アチラのライブではアンプの上に白い粉が山盛りなんて「伝説」も聞いた事があります。
実は私プリンス苦手なんですが、ジョージ・クリントンを復活させた功労者として深く感謝しています。
また、遊びに来て下さい。
Posted by k.m.joe at 2005年06月14日 19:32
k.m.joe さん。コメントありがとうございます。
k.m.joe さんのBLOGはしっかりチェックしてます。
ウチではP-Funkをサブタイトルに掲げているわりには、P-Funkの記事をあまり書いてないのですが、どうも、P-Funk って能書き書いてる場合かよ…というのがあって、なかなか書けません。

> プリンス苦手…
これ正常だと思います(笑
Posted by Busta at 2005年06月14日 21:51

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