2005年05月17日

ジミ・ヘンドリックスとクリーム

ジミは、1968年11月18日にロサンゼルスのフォーラムで行われたクリームのコンサート(フェアウェル・ツアー)に観客として足を運んでいます。この時すでに、エクスペリエンスはほとんど空中分解状態に近づきつつあり、解散は時間の問題となっていたようです。ジミがこの時何を思ったかは想像するしかありません。
ジミのクリームに対するリスペクトはとても有名です。"Sunshine Of Your Love" をカバーしてましたし、ジミがチャス・チャンドラーからイギリスへ渡ることを誘われていた時、殺し文句は「エリック・クラプトンに会わせてやる」だった、という話も聞いたことがあります。ジミのワウワウを使ったプレイは、彼のギタースタイルに欠かせないものですが、ジミが最初にワウワウを使ったギターのプレイを聴いたのはエリックの演奏だったそうです。

クリームの"Sunshine Of Your Love" はとても HEAVY な演奏ですが、ジミのカバーは HEAVY というより POWERFULL でした。

トリオのというのは、ある意味、理想のバンド形態だと思います。自由度の高さ、そこからくるスリリングな演奏……など。反面、トリオ、特にロックのトリオというのは長続きすることが難しいとも言えます。エクスペリエンスもクリームもごく短期間で燃え尽きてしまいます。

ところで、ミッチ・ミッチェルもジンジャー・ベイカーもトリオのドラマーとしては理想的だったと思います。特にジンジャー・ベイカーはやはり別格です。全盛期のあの人、放っておいたら1時間でも2時間でもドラム・ソロやっちゃうんじゃないでしょうか。それに彼のドラムスタイルというのは、一種独自なスタイルで、少なくとも私は、彼と似たスタイルのドラマーというは全く思いつきません。
ところで、やはりジミと短い期間ですがトリオを組んでいたバディ・マイルスなのですが、彼はトリオには向かないドラマーだったと思います。本当にいいドラマーだと思うし、とても好きなドラマーです。なんといってもあのキックの安定感とグルーブはミッチには真似できないものですね。ミッチが上半身主導型のドラムなら、バディの場合、完全に下半身主導型。それが実にソウルフルなグルーブを産みだしていると思います。
彼の場合どちらかというと大編成のバンド、例えばパーカッションとホーンセクションがいるようなバンドにもってこいのドラマーだと思うわけです。バンド・オブ・ジプシーの演奏を聴いていると、思わずキーボードとホーン・セクションを入れたくなっちゃうのは私だけではないと思うのですが、いかかでしょう……
posted by BustaCat at 22:49| Comment(1) | TrackBack(1) | 音楽 全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ジミのワウワウ話は信ぴょう性にとぼしいと
思います!
クラプトンがクリームで活躍する以前から
ジミはワウワウを使用しているはずです。
カーティスナイトの時には確実に使用しています。
私はアイズレーの頃のジミヘンのレコードを
持っていますが、そこでは使っていません!
アイク&ティナのバックの時も不明です!
ただ年齢も上ですが、キャリアもクラプトンの
レベルではありません!
イギリスのロックミュージシャンにセッションの
スタイルを持ち込んだのはジミと言われています。
みんなジミとのセッションに明け暮れていたそうです。
初めてクラプトンとセッションした時に
ジミはクラプトンに「ギターやめてベース弾いたら」
と言ったそうです。
Posted by Y's at 2010年04月21日 13:08
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