2008年03月02日

ご無沙汰です

NoNo42


長い間、ここを放置してしまったもので、すっかり埃がたまってしまいました。埃をはらったり、スパムを掃除したりと大変です。
こういう状態になると、書くことに気後れするというのか、何か「決心」のようなものがないと書けなくなるのが妙な感じです。

忙しかった、とか、飽きた、とか、その他、それらしい理由は書こうと思えばいくらでも書けそうですが、敢えて書きません。まぁ人生いろんなことがあります。

音楽ネタで、しばし、時をロールバックして、1年分早送りします。

以下、各断章すべてに今更ですが・・・

一昨年の暮れに観た Eric Clapton 日本公演はとても素晴らしかった。ステージ前から7列目という極上の席で観たのですが、EC御大の熱演もさることながら、デレクの凄いのには驚くのを通り過ぎて呆れました。あの子(デレク)というのは、ギタリストとして一線を越えてます。というか、ほとんど切れてます。
ECはアンプにTweed Twinを2台組みにして、Twin-Twin(笑)で使ってましたね。片方をレスリーに繋いでホントに豪華なアナログ・セットでした。やっぱり、極上モノはアナログな時代だと思うわけです。真空管もレスリー・スピーカーも不滅です。

直後に伝わってきた、JBの訃報がショックでした。その時、友人たちと話していたのは、「JBだけは死なないと思っていた・・・」ということでした。 ん なわけないのですが、JBというのは、たとえ100歳になってもゲロッパしているような気がしていたのは、私だけではなかったようです。
そうだ!「JB逝く」のニュースのショックで、BLOGが書けなくなったことにしましょう。
それで古いJBをじっくり聴き直したりてみたりしたのですが、思うところ多く、この話題についてはまた後日。

去年、殿下がニューアルバム出してくれましたが、なんか評価高いみたいですね。私としては、その評価のされ方に気がとられてしまったのですが、この話題については後日ゆっくりと。

渋谷に出かけたおりに「発作的」にギターのエフェクターを買ってしまいました。全く完璧に意味がありません。楽器店に入ったのが運のつきでした。エフェクターというのは、なんかビジュアル的に、というのか、物体として(笑)、物欲そそるんですね。わかる人多いと思うんだけど・・・。
先にアナログは不滅!とか言っておいて、デジタル・エフェクタ買うなよ、と自分でつっこみ入れておきます。

昔から読もう、読もうと思いつつ機会がなかったベンヤミンの『複製技術時代の芸術作品』を読みました。予想していたよりも面白かった・・・アドルノつながりで読んだわけですが、アドルノのメディア論よりずっと面白い。1930年代に書かれたモノですが、2008年現在、『複製技術』が極限まで達した今日の感覚に逆説的にぴったりきます。この話題も長くなるので、また、後日、機会があれば。

ポリス 再結成来日の報に、一瞬、疼きましたが、「ドーム」だと知ってパスしました。あそこは、間違っても音楽やる場所じゃないでしょ。と、いいつつ未練があったのだけれど、ライブの模様がWOWOWで放映された、というのも見逃しちゃいました。

というわけで、「音楽の個人」的に何か空しい=寂しい1年でした。

No Music, No Life…
これから頑張ります(笑

因みに冒頭の写真は、ウチの新参の子(♀)です。
posted by BustaCat at 00:12| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月01日

世界3大ドラマー

村上ポンタ曰く
「世界3大ドラマーと言えば・・・
チャーリー・ワッツ、
リンゴ・スター、
森高千里でしょう」
異論は全くないですね(笑

なんで突然ドラマーの話かというと、いつもお邪魔する複数のBLOGでデニス・チェンバース(以下デニチェン)が話題になっていたからです。ナイアシンのドラマーとして来日していたんですね。感想は概ね「すげ〜っ」といった類のものでした。
続きを読む
posted by BustaCat at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月22日

1978年

 いろいろ考えた末(本当は単なる思い付き)でPrinceの初期アルバムをまとめてレビューしようと思い立った・・・が、まだ、書いてない。それで、その書き出しは「Princeには『異端児』というイメージが付きまとうが、そのデビュー時には、異端どころか時代のど真ん中に位置する、しかも優等生だった・・・」ってな感じにしようと思っていた。

 Princeのデビューは1978年。というわけでこの1978年という年を、いい加減な記憶で書くだけではなくて、ちょっとだけ実証的に(←そんな大げさなもんではない)調べてみようと思いたった。
続きを読む
posted by BustaCat at 00:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月20日

Scritti Politti あるいはアリフ・マーディン

scr_poli.jpg

Music Magagine10月号の特集が"Scritti Politti"だった。これは、今年8月の彼らの初来日を受けてのもの。
以前にも記事を書いたことがあるのだが、"Scritti Politti"は80年代の大事件だった。事件性(笑)ということでいえば、Princeをも上回っていたかもしれない。それくらいに当時としては、斬新で衝撃的なサウンドだったのだ。
MM最新号の紙面でも取り上げられているが、中村とうようさんは10点満点の絶賛だったし、ピーター・バラカン氏も大プッシュしていたのを覚えている。マイルスが"Perfect Way"をカバーし、さらに『Provision』に客演したあたりで評価はゆるぎないものになったと思う。
続きを読む
posted by BustaCat at 01:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月16日

いろいろ

■EC公演
友人がチケットの手配を引き受けてくれたので、多分70%くらいの確率(天気予報みたいだけど)でEC公演にいくと思う。行くとすれば4人連れかな。全員昔のバンド仲間。
今回の公演については
「リズム・セクションいいし、EC御大絶好調みたいだし、Derekも楽しみだし・・・いいステージが観られると思うよ」という内容のことを(友人たちに)言ってしまったので責任が重い。私の面子がつぶれない公演を望むのだ(笑。

■Derek Trucks
この人の評価は私の中では全く定まっていない。まだ1枚のアルバムも聴いていないし当然か。
彼のギターはYouTubeで4曲ほど聴いた(観た)。感想としては「驚いた」。最早我々の世代にはついて行けない新世代、という印象もある。
「驚き」の内容は、彼のスタイルがあまりにも完成度の高いレプリカであることにつきる。実際YouTubeには、在りし日のデュエイン・オールマンのライブ映像もあるので、並べて聴いてみたのだが、恐るべしは聴きおとりしない。彼が79年生まれということを考えると、驚かないわけにいかない。
問題は、レプリカはどんなに優れていようともオリジナルを超えられない、ということなので、彼のオリジナリティは如何にあるのか、というところにどうしても注目したくなる。
一般的な、彼のオリジナリティに関する評価は賛否両論あるようなので、EC公演では、この眼で(耳で)じっくり確認したいですね。

■自主制作CD
去年からこのBLOGでも何回か話題にしたけど、友人の自主制作CD、前12曲がようやくミックスダウンの運びとなった。
私が参加したのは2曲なんだけど、いや、苦労しました、本当に。12曲のうち8曲はプロがアレンジと音造りをやっていて、残りの4曲を、私と、自主制作主催者の息子、以前紹介した「ドラむすこ」がアレンジ、私はギター、そしてドラ息子は当然ドラムを演ってます。
ちょっと気恥ずかしいのだけれど「プロがなんぼのもんじゃい」という対抗意識で望んだのは確かです(笑
でも結局「プロ」にかなわないのは、引き出しの中身の量と仕事の速さなんですね。これはまぁあたりまえのことかもしれません。いずれにせよ今週末にはラフミックスが聴けるそうです。たのしみ。

posted by BustaCat at 01:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月12日

D'AngeloとEric Clapton

YouTubeネタです。
しかもEC繋がりね。

David Sanborn バンドのセッション、David Sanborn & Friends にD'Angeloが参加してます。

[ユーチューブ]/watch?v=DMb8BhCXNs4

問題は、"Friends"の方なんですけど、
ベースがマーカス・ミラーにギターがECです。
ECは短いですけど、いいソロ弾いてます。なんていうかオヤジのソロはこう弾け!みたいなソロですね。

D'Angeloの方は、と言えば、ネクタイ締めてるし(笑)、これはオジさんたちへのリスペクトか?

この映像、David Sanborn Super Session2として発売されていたらしいのですが、今現在入手困難ということで、いろいろと探してる最中です。

しかし、この、世代と歴史を縦断、ジャンルを横断したセッションはたまらなくイイです。なんというのか、『今』の音楽の共通分母という気がするんですが・・・如何でしょう?

とにかくとても心地よいです。

ところで、YouTubeがGoogleに買収されましたが、業界内外で「本当にいいのかよぉ〜」という疑いの声があがっております。YouTubeって面白いけど、事業としては非常にリスキーということなんですけど。
どーなんでしょうね。
posted by BustaCat at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月08日

そしてECがやってくる

Eric Claptonの初来日公演のときのことを思い出す。高校生だった。そのときの異様な興奮を昨日のことのように覚えてはいるのだが、肝心の演奏内容は全く覚えていない。たぶん興奮しすぎだったのだろう。ラストナンバー(アンコール?)がLaylaだったのは確かだが・・・
あれから30年。ECがまたまたニッポンにやって来る。今度のメンバーはちょっとスゴイ。ギタリスト3人などと妙に気合が入っている。

コンビニで買い物をしていたら、雑誌棚にECとJimiの姿を発見。なにかと思ったら、月刊プレイボーイ誌の『史上最高のギタリストは誰だ?』というと特集だった。
くだらねぇ〜と思いつつ買ってしまう。プレイボーイ誌を買うのは『モータウン特集』以来だが、プレイボーイは音楽雑誌じゃないっていうの。

続きを読む
posted by BustaCat at 01:50| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月10日

9月

明日で9・11から5年が経つ。
この日ほどJimi Hendrix の”The Star Spangled Banner”が響く日はない。
Jimiの命日が1週間後の9月18日、ということも偶然とはいえ印象的に感じる。

あの日の衝撃で世間が大騒ぎしていたとき、勤め先のビルに入っている小さな医院の看板に”No War”という小さなシールが貼られた。そのシールは今でもそのままになっている。

だいぶ以前にWoodstockのDVDを娘に見せたところ、娘の心を捕らえたのはJimiではなくてSlyの方だった。それでも彼女は、Jimi Hendrix の”The Star Spangled Banner”のギターの音色は「すすり泣くような切ない音だ」という印象を持ったらしい。確かに、あのJimiの音色は、いつもの吼えるような音色ではなく、すすり泣くように聴こえるのは、私の勝手な思い込みだけではないような気がする。

事件の後のアメリカの世論が概ね報復攻撃を支持していたことも記憶に新しい。
一部知識人(移民系の知識人が多かったように思うのだがそれは思い込み?)が、報復行為への警鐘を声を大にしていたのだが、国中を覆う怒りの感情にかき消された格好だった。映像の衝撃力は言葉のメッセージの1000倍のスピードで伝播する、なんて感じたりした。
事件の質が全く違うので、並べるのは不謹慎かもしれないが、サッカーW杯の決勝戦でのジダンの頭突き事件のとき、フランスの世論がジダンに対して概ね同情的で、一部には賞賛する向きさえあったのには驚くというより呆れたものだった。スター選手であることを省みず「やられたらやり返す」のは、とても勇気ある行動だ、とのこと。

それにしても、平和ボケのニホン人の能天気。悲しむべきか、喜ぶべきか私にはわからない。

Woodstock-dx.jpg
posted by BustaCat at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月20日

TOPのおもちゃ

トップ・ページにおもちゃをつけてみました。
mixiにもあるけど、PCで聴いた曲を勝手に集計して表示してくれるというもの。

私の場合、下手な日記を書くよりよほど日記の役目を果たすと思う(笑
posted by BustaCat at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月12日

1975年.ベビーブーマー、ロック

まもなく終戦記念日がやってくる.そして戦後生まれの世代、日本で言えば『戦争を知らない子供たち』が第一線からリタイアする時期がやってくる.
日本においての『戦争を知らない子供たち』は、フォークソングの世代なのだが、欧米のベビーブーマーは、紛れもないロックの世代、というよりロックを生み出した世代だ。

ところで…

手元に1975年1月号の(New)Music Magazineがあるのだが、これは本の整理をしていてひょっこり出てきたものだ.定価が250円というのが時代を感じさせる.30年前の音楽誌を眺めるているうちに、当時のことが次々と鮮明に思い出される。
続きを読む
posted by BustaCat at 19:20| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月05日

ご無沙汰です

私の仕事はサッカー・ワールドカップの年にはひどく忙しい、というジンクスがあって、今年はまさにジンクスそのままになってしまいました。
ここ一ヶ月あまり、CDは一枚も聴いていない、本は一冊も読んでいない、映画はいわずもがな・・・という状態でした。
それでも、一日10分間だけギターを弾く時間を無理してでもとっていたのは、我ながらえらいというか、悲哀が漂うというか。

ところで、そうしているうちに、娘が家を出ることになりました。とはいっても、もうこの1年余り「半分」出て行ったようなものだったのですが・・・
「正式に出てゆく」のはまだ未定なのですが、とりあえず部屋は完全に引き払うこととなりました。
月並みに思い切り寂しくはあるわけですが、ついでに痛くもあります。
というのも、音楽の趣味をかなり近いところで共有できる子だったからです。
昔はよくブルーノート他、ライブハウスに一緒に連れて行ったものです。連れて行ってもらった、というとり方もありますが(笑

娘にはパーカッションを叩くという得意技がありました。実は、ブルーノートで"Nothing But The Funk"のカール・ペラッツォ(現SANTANAのパーカッション)を観て以来、パーカッションにはまった挙句に一時はプロのレッスンを受けていました。将来はシーラ・Eになってもらおうと期待していたのですが、どうやら普通のお嫁さんになる模様です(笑
posted by BustaCat at 00:30| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月01日

若いドラマー

友人の息子が今年、都内の某有名音楽(JAZZ)専門学校を卒業した。プロのドラマーを目指している。
思い出してみると、彼は、小学校に入る前からスタジオに遊びに来てドラムを叩いていた。ちょっとしたスティービー・ワンダーだ。実際、その当時の僕ら、スティービー・ワンダーの曲を演っていたし(笑。
しかし、本人も良くわかっているだろうが、ドラマーで食っていくというのは今時本当に難しい。
ご承知尾ように80年代以降、スタジオでのドラマーのニーズは激減してしまった。聴いた話だが、若いレコーディング・エンジニアでドラムの録音がロクにできない奴が多いのだそうだ。無理もない。今やスタジオでドラムを叩くのはドラマーではなくてMACだ(笑

友人に教えてもらった最近のスタジオ風景

1.まずドラムのメーカーを選ぶ。ヤマハとかパールとかTAMAとか……
2.次に音圧感をチョイスする(マイク・オフセット距離のシュミレート)
3.打ち込む
4.「跳ね」をパーセンテージで調整する他、場合によっては跳ね具合をランダマイズする。
5.部屋鳴りなどを調整する
これでだめなら、今度はCDから素材を探してループだぁ。

なんて感じのことを全部MACのコンソールで行う。
面白いことは面白い。便利はすごく便利。でも色気ねぇ〜(笑

それでも、人間のドラマーが叩いたドラムと、CPUがシュミレートしたドラムを聞き分けることができる人がどれだけいるだろう。
……なんて、そういう私自身、フィルが出てくるまで人間とCPU(レプリカント)を区別できないことも少なくない。

ところで、友人の息子のドラミングだが、アマチュア・レベルで聴くと『激巧い』のだが、プロとしてやっていくことを加味して聴くと、今のところ……普通だと思う。
でも、若い=可能性のかたまり!とにかく頑張って欲しいっ!

posted by BustaCat at 00:17| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月22日

さらばジャマイカ

思い出す限り、自分の記憶にある最も古い洋楽が「さらばジャマイカ」
亡くなった父が、ハリー・ベラフォンテのファンで
そのレコード(SP盤!)がウチにあった。
私がこのレコードを聴いていた年齢は推定四歳。このSP盤今でも持っている。
ハリー・ベラフォンテはカリプソ歌手として知られていて、おそらく「バナナ・ボート」を知っている人は多いだろう。
カリブ海周辺の黒人の労働歌や民謡をポップスアレンジして世界にヒットさせた人だった。80年代にはあの "We're The World"にも参加したっけ。
社会運動家としても活動していた人だった。

「さらばジャマイカ」はほのぼのとした和みの中にも、独特の哀愁を漂わせていて、幼児の頃の私を魅了したらしい。レコードが擦り切れるほど聴いて歌を丸暗記、お客さんが来ると歌って聞かせていたという。これは親の証言。
自分でもおぼろに記憶がある。レコードに針を載せる真似をして、かわりに自分が歌っていた(笑

Jamaica Farewell

Down the bay where the nights are gay
And the sun shines daily on the mountain top
I took a trip on a sailing ship
And when I reached Jamaica I made a stop

Down the market you can hear
Ladies cry out while on their heads they bear
Akee rice, salt fish are nice
And the rum is fine any time of year

Sounds of laughter everywhere
And the dancing girls sway to and fro
I must declare my heart is there
Though I've been from Maine to Mexico

But I'm sad to say I'm on my way
Won't be back for many day
My heart is down, my head is turning around
I had to leave a little girl in Kingston town

野暮は百も承知で訳してみました。雰囲気訳ね。

夜がご機嫌な港
昼には頂に陽を望む山
私は帆船で海をわたりそして
ジャマイカへたどりつく

市場をにぎわす声は
頭に荷をのせた女たち
アキィや塩魚はうまいし
ラムはいつでもご機嫌だ

笑い声はあたりにあふれ
踊りゆれるのは娘たち
メイン州からメキシコまで船出しても
心はいつもジャマイカに

船出のときがきて
またしばらくは戻れない
別れに沈む心を巡る
キングストンにいたあの娘

Akeeというのは辞書によると
Akie (or akee) rice is a Jamaican dish made from rice plus the fruit of a special tree called akee that grows in the Caribbean
だそうです。

この曲に関するハリーのインタビューを見つけました。

As a small boy, I spent many many years donwn in West Indias. Of the many hours of the many days of many weeks that I was there, I spent most of my time down at the docks,swimming with the other boys mainly, but also listening to the songs and the stories mainly, the sailors used to sing and tell.Many of them I would never ever be able to repeat. But of the ones that I can always remember whenever the sailors were leaving for another island of some far off country, they would sing the "Jamaica Farewell".
[拙訳]
幼い頃、私は西インド諸島で多くの歳月を過ごしました。その頃にはいつも、他の子どもたちと一緒にドックのあたりを泳いで遊んでいたのですが、水夫達の歌や話を聞いていることもしばしばありました。
その内容は多くは忘れてしまいましたが、ひとつだけ覚えていることがあります。それは、水夫たちが遠い国の港へと船出して行くときに、いつも歌っていたたのが「さらばジャマイカ」だったということです。

ということで、「さらばジャマイカ」というのは、カリブ海の水夫達の伝承歌なんですね。

調べてみて少し驚いたのは、この曲、チャック・ベリーがカバーしてるんですね(想像つかない)。でも、他のアーティストにもカバーがあると思います。

自分は、黒人音楽を聴くときに、背後で、ふとこの曲に漂うカリブ海のブルーと、そこに隠れた哀愁を聴いてしまうことが多い……のです。
posted by BustaCat at 01:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月13日

いろいろ


ウチの息子と娘はそれぞれの部屋にCDコレクションを持っている。私のCDコレクションはリビングにおいてあって、まぁ誰でもいつでももって行きなさい、という状態になっています。
そんなわけで、聴こうと思ったときにCDが不在ということがよくある。
私は私なりの分類で整理しているのだが、知らぬ間に分類がどんどんくずれてゆくわけです。
よく不在になるCDは、スティービー・ワンダーとダニーハサウェイ。
この人たちは本当に年代を問わず、不滅なんですね。

そう言えば、ジャム・イロクアイのCDが数年ぶりにリビングに戻っていた(笑 あとで聴こうっと。

因みにジミ・ヘンドリックスは、私以外は誰も聴かない。とはいえ、友人の息子(高校生)は、ギターを弾く子なんだけれどジミを聴いて「これこそ僕の求めていた音だ!」と叫んだそうで、いつの時代もギター弾く子にとっては、ジミは不滅なんだよね。
プリンスは、娘が嫌いではないらしいが、彼女に言わせるとメイシオの方がカッコいいのだそうです。ある意味正しいが……なんだかなぁ(笑
娘はメイシオが来日すると必ずといっていいほどライブに参上します。

ウチにあるプリンスのCDを全て!ハードディスクに突っ込んだら35アルバム400曲以上あった。1.7GBだと。これでも持ってないアルバムも数枚ある。Rave IN〜を持ってないのは痛い。
近年あまりきかなったアルバムを中心に少しずつ聴いているのだが、予想通りと言うべきか、新しい発見をたくさんしてしまった。
今更ながら、この人の音楽の奥行きと幅は恐ろしいほど広いと感じる。本当に広すぎる。
にもかかわらず、ある種の『軸』はまったくぶれていないということを再確認した。これも考えようによっては驚異的だと思う。
posted by BustaCat at 17:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月03日

リズム&ブルースの死(続き)

theater.jpg 
 
 昨日の記事
の続きです。

 『リズム&ブルースの死』は、必ずしもネガティブなものではない。何故ならそれは、黒人の相対的な地位の向上を意味するからだ。R&Bは消えてなくなったわけではないし、今も多くの人に愛されているし、今後もそうだろう。
 ただ、著者が気に留めているのは、70年代のブラック・ミュージックにおける「世代交代」が、不必要に性急に行われたために、ある種の断絶がおきてしまった、ということ。それは、ソウルのベテラン達が不当に干されていったことを指している。つまり、ミュージック・ビジネスの巨大化の犠牲としてある種の断絶が起きてしまった、というのが著者の指摘だ。

 リズム&ブルースは死んだ、というよりもその役割を終えた、というべきだろう。その意味で言えば、ジャズは死んだし、ロックも死んだということになる。それらは皆、役割を終え、そしてニュー・クラシックとして再生して生き続け、愛され続けててゆくのだろう。
 そう言えば、かのジェフ・ベックが「ギタリストの役割は終わった」なんていう、寂しい発言をしていたのを思い出した……

 役割を終えた、ということで言えば、例えばマイルスは、十全にその役割を果たして去っていったのに比べ、ジミはその役割を終えることなく突然に逝ってしまった。

 思えば、プリンスという人は、改革者というよりは、最初からニュー・クラシックという役割を背負ってシーンに登場してきたのではないか。この本を読んだ後、そう思えてならない。

 ……意外と短くまとまっちゃったよ(笑
posted by BustaCat at 02:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月01日

リズム&ブルースの死



日本では『ヒップ・ホップアメリカ』で知名度が高いであろうネルソン ジョージの著書。
日本語版はピーター・バラカンさんが解説を書いている。
著者はブロンクス産まれの黒人で批評家という、ちょっとかなわない存在。ジャーナリスティックな黒人音楽批評が素晴らしい、というより非常に貴重だ。
ジャーナリスティックであるということは、非常に広い視野での社会的な視点をとっていると同時に、決して深く掘り下げ過ぎない、ということだ。
正直もっと早くに読んでいればよかったと後悔した。
あくまでもUSにおける黒人社会との関係において黒人音楽が語られており、その明快な視点が素晴らしい。
その黒人音楽年代記を私なりに乱暴に整理してみた。あくまで「私なり」なのでご注意を(笑

年台
社会
ミュージックシーン
全体
BLACK Music

WHITE Music

50 戦後の混乱から冷戦体制へ 冷戦構造下アメリカの
経済覇権の一翼を担うJazz
Be-Bopの誕生
Rhythm&Blues
Rock'nRoll
60

公民権運動
ベトナム戦争の泥沼化

Beatles
Woodstock
Soul Music
Black Is Beautiful
Rock
70
前半
 

Crosroverの時代
ミュージック・ビジネスの巨大化と、
それに伴うBlack, White市場の本格的融合

Funk
Reggae

New Rock
70
後半
黒人の相対的地位向上 Discoの時代 DiscoによるFunkの急速な弱体化 Disco
New Wave
80 冷戦構造の終焉
ポスト・モダン
価値の多様化と混乱

LPからCDへ。
デジタル技術によるPop Musicの再構造化

リズム&ブルースの死
ヒップ・ホップの台頭

テクノPop
90 経済による再差別化の時代 多様化と方向性の消失 ヒップホップの時代 知りません(笑

(90年代は私が勝手にくっつけました。因みに「経済による再差別化の時代」というのは、今の日本の勝ち組、負け組みというのとイコールです。黒人の下層がかつてとは別の意味で差別化され始めている、の意です。)

きわめてシンプルで「目からウロコ」!
また、個人的には、DiscoによるFunkの衰退が語られる部分には溜飲を下げる思いがした。 そしてさらに、この年代記は「マイルス・デイビスの黒人音楽史観」ともぴたりと一致する。その史観とは
「白人の中のちょっとHIPな連中が、黒人のスタイルを盗み取る。黒人は盗み取られたスタイルを、さらに黒人らしいスタイルで取り返す……」
というもの。
まさにこの「黒人らしいスタイルで取り返す」ときのキーワードが"FUNKY"なのだ。
そして、この著者は、プリンスを「レトロ・ヌーボー」と呼ぶ。あるいはプリンスを「黒人音楽の歴史家」と呼ぶ。
レトロ・ヌーボー! 今後プリンスを語る際には、この表現を使わせてもらうことに決定。
詳細はまた後日(笑 付記: 「これも好きかも」作業中
posted by BustaCat at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月26日

いろいろ


日曜日に友人たちと音楽の話でお腹いっぱいだったので、BLOGを書く気が一時的に薄れてしまった(笑。要するに俺は、音楽について喋りたいことが山ほどあるのに、それを喋る機会になかなか巡り合えなくてこうしてBLOGを書いているのかもしれない、などと思った。

連休の宿題1
3121を巡って「これも好きかも」企画を一気にやっつけようと思っている。これは遊び半分にやるとなかなか楽しそうなのだが、本気でやると偉い仕事になってしまう(笑)ので、ほどほどのところでやります。

連休の宿題2
書きかけのスティービー・ワンダーのエッセイを、再構成というより書き直そうと思っている。もともとあれは、社内掲示板に細切れに連載していたものをつぎはぎしたもので、流れが不自然でひどくすわりが悪い。
資料にもきちんとあたって、「あの時代」をもっと克明に書くことができたらいいと思っている。連休中の完成は無理。

マーク・ボランを聴こうと思っている。理由は聴いてから書くつもり。
プリンスの中にひっそりと影を落とすマーク・ボランというのが気になって仕方ないのだが、他に指摘している人がみつからない。なぜだろうと考えてすぐにわかった(笑、みんなマークボランを知らないんだ!あの人は、若い世代にはわかんないよね、たとえアルバムを引っ張り出しても(笑

友人と話していて"Sign O' The Time" は嫌いだ。ということで意見一致した。あのアルバムは名盤ということになっていて、どこでも褒めちぎられているので、なかなか否定的な意見は書きにくい。あのアルバムを否定するつもりはないが、「なぜ、僕らがアレを受け入れることができないか」という話題もそのうち書こうと思う。

前から、いつかd’angeloのことを書きたいと思っていたのだが、どうも気が引けてしまう。というのは、私は最早シーンにリアルタイムではない……90年代の半ばあたりからシーンとはすっかり距離ができてしまって、それを肌身に感じながら生きているわけではない。。いろいろな理由があるけれど、まぁ一番大きいのは歳をとったことと、人生で一番忙しい時期に突入してしまったことかな。
でも、近視眼的にPrinceとの関係に限定して、ということなら書けそうな気がしてきたので、これもできればやっつけたい。
posted by BustaCat at 02:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月16日

THE GADD GANG

GYAOでGADD GANGを発見!
http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0013943/

1988年の六本木ピットインでのライブです。

01.Things Ain't What They Used To Be 
02.I Can't Turn You Loose 
03.Watching The River Flow 
04.My Girl 
05.Changes 
06.A Whiter Shade Of Pale 
07.Signed, Sealed, Delivered 
08.Honky Tonk 
09.I Can't Stop Loving You

DVDで出てるみたいですけど、GYAOではCMを我慢すれば(笑、5月1日まで無料で見られます。
コーネル・デュープリーのソロを弾く姿のドアップというのも始めてみたけど、なんといっても在りし日のリチャード・ティーの姿が……



posted by BustaCat at 13:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月05日

ばす太猫

このBLOGもそろそろ1年、というわけで
全面的模様替え……
ほどのゆとりはないので
TOPの ばす太(猫)の写真を替えてみました。
下手くそな写真ですが、奴(ばす太)の特徴がよく出てます(笑

posted by BustaCat at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月19日

3121……前夜

 マメなファンの気の早いレビューをネット上にちらほら見かけたりして、もどかしい限りの『前夜』です。
 私はズボラなファンなので、CD店頭に並んでからじっくり聴きますです。でも、人生何につけてもマメな人の勝ちですよね(笑
 Te Amo Corazon のイントロがほぼ『完璧』だったし、Black Sweat は、ドあたまFUNKを決めてくれるので、ほとんど楽観視してます。

 やっぱり気になるのは、聴き馴染んだあのサウンド……あのグルーブが、ファンを喜ばせつつ、同時にどのようにして突き放し得るのか、というあたり。

 懐かしくて新しいサウンドを期待したいところです。
posted by BustaCat at 19:45| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。