2009年01月10日

Jeff Beck と私



中学生の頃、私はJeff Beckに似ていると言われていた。ただし顔の話(多分これを読んだ家族は爆笑)。自分では、顔の輪郭と鼻の形だけはそっくりだと思う。

高校生の頃、Eric ClaptonとJeff Beckのどちらが上かという不毛な議論を果てしなくやっていた。意見は割れるのだが、とりあえずJeff Beckの方がカッコいいというところでは一致をみる。

ギター少年としての私は、Jeff Beckのスタイルは、実はあまり好きではなかった。突拍子もなくてついていけない、というのが正直なところ。でも、Jeff BeckがFunk Albumを録音しているらしい、という噂が流れた時には密かに興奮した、この噂のFunk Albumこそ後に『Blow By Blow』としてリリースされたものだった。初めてそれを聴いた時は、本当に熱かったのをよく覚えている。

近年のJeff Beckについては、もう、好きとか嫌いなどという問題ではなくて、とにかくひたすらに愛おしい。

そんなJeffの初期の頃の、つまり自分にとって懐かしい時代のベスト盤を選ぶとすると、やっぱり『Rough And Ready』で決まりになる。
71年のリリースなのだが、あの時代の空気を本当によく現していると思える。素直に SOUL が強く入ったアルバムなのだが、その入り方がいかにもJeff Beck...と感じてしまうのだ。思えばこの時代のSOUL Musicというのは、《僕たち》とって、なんと言うのか(大袈裟だけれど)神々しくさえ感じられたりしていたのだ。その神々しさをカッコよくROCKにたたみこんだこのアルバムは今聴いても傑作だったと思う。


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2008年04月06日

Johnny Winter 不滅のB級ロックンロール(差替)

Live Johnny Winter And

1. Good Morning Little Schoolgirl
2. It's My Own Fault
3. Jumpin' Jack Flash
4. Rock And Roll Medley: Great Balls Of Fire / Long Tall Sally / Whole Lotta Shakin' Goin' On
5. Mean Town Blues
6. Johnny B. Goode



ギタリストとしてのJohnny Winterの評価は不当に低いと思うのです。今にも忘れ去られていまいそうな気配があります。

Rolling Stone の
The 100 Greatest Guitarists of All Time」 で、
Stevie Ray Vaughan 7位
Johnny Winter 74位
同じテキサス出身の白人ブルーズギタリストとして、Stevie Ray Vaughan(SRV)は、評価も知名度も高いのに、何故Jonny Winterの評価はこんなに低いのか・・・。これには納得できないものも感じます。

この人の評価の低さの理由を色々と考えてみた末の結論は、この人が超一流のB級ギタリストだ、ということです。
例えば、ディープな映画ファン(自称映画通)は、「B級SF」や「B級ホラー」を観る事はあっても評価はしないでしょう。でも、「B級SF」や「B級ホラー」には、映画の楽しさの原点が詰まっています。しかもB級映画の中には映画というものの本質を見事なまでにスッパ抜いた傑作が、少数とはいえ存在します。
Johnny Winterは、映画で言えば、そうした傑作B級作品に似ていると思うのです。
自称音楽通達にとっては評価しにくいギタリストでしょう。Jimi Hendrixを称えるのは実に簡単ですが、Johnny Winterを称えるのは少しばかり勇気が必要かもしれません。
そんなこともあって、私が大々的に紹介します。

レガシーロックギターの本質、というものがもしあるとすれば、Johnny Winterはその一面を見事に濃縮しているかもしれません。
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2008年03月15日

Albert King & Stevie Ray Vaughan



なんとも微笑ましい、親子セッションです。もちろん血はつながってませんが。
親父:Albert King
息子:Stevie Ray Vaughan

Stevie Ray Vaughan(SRV)がスローブルースを演るときには、いつも必ずアルバートスタイルでした。
それが、親父(アルバート)の目の前で弾くわけですから、微笑まずにはおれません。

私が若い頃、3人KINGの中では、アルバートの評価が圧倒的に高かったものです。
SRV は懸命に弾きまくっているのですが、親父(アルバート)に比べたら鼻たれ小僧です。
親父の方は Go ahead! Go Ahead! と煽ってます。

ビデオでは、何故か途中から音と映像がずれちゃっているので、ちょっとわかりにくいですが、やっぱ、この親父はスゴイです。少なくともスローブルースでは息子はとてもかないません。

でも、今や、この二人とも故人なんですね。寂しいです。

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2006年11月24日

Crossroads(の練習)

Eric Claptonの来日が待ち遠しい今日この頃。
ギター少年なら誰でも一度はトライしてみる、CreamのCrossroads、Ericのソロですけど。。
後半のギターソロを、本家にミックスしてみました。
右がEricの本家ギターソロ、
左に重ねてあるのが私のギターです。
ようするに、
Ginger Baker, Jack Bruce, Eric Clapton & BustaCatです(笑



バカの一つ覚えのようにフルコピですが、3コーラス目で完全に息切れしてミスってます。歳だなぁ〜(笑
2コーラス目までは結構うまく弾けたので惜しい。
もう1テイク録ろうと思いましたが、こういう場合絶対にテイク1より劣るのでやめました。2テイク目って「ミスらないように・・・」っていう気持ちがどうしても入って、勢いがなくなるんだよね。

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2005年11月12日

Pete Cosey

pcosey.jpg

 某雑誌にギタリストPete Coseyのインタビューが載っているのを読んで、彼に関することを何か書こうと思い、とりあえずGoogleで検索してみたら
……ウチのBLOGが2番目に出てきた。ありゃ(笑
Pete Coseyってそんなにマイナーですか……

 以前の記事でとりあげたアガルタで切れたギターを弾いているピート・コージー。
 あの、とんでもなくアヴァンギャルドなギターの秘密を少しでも知ることができれば、と期待してインタビューを読んだが、期待に応える内容はなし。
 残念ながらJIMIの名前も出てこなかった。
 週刊誌みたいなインタビューじゃなくて、もう少し音楽誌らしいインタビューしてくれよ(笑

 ところで、意外だったのは、Pete Cosey が、EW&Fの設立メンバーの一人だったという事実! 本人がそう言うのだから間違いない。
 70年代ムーブメントの胎動が60年代の水面下でうごめいていた、というのは理解できるが、Pete Cosey とEW&Fというのは、ちょっと思いつかない組み合わせだ。

 それにしても、この人のギター、本当に何考えてるのかわかりませんね。カッコいけど。
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2005年10月05日

ラウル・ミドン プロモーション来日決定!!

roul_midon.jpg
ラウル・ミドンが来日します。
プロモーション来日のようです。

完全招待制のショウケース・ライヴを行うということで、今現在、応募を受け付けているようです。
私は早速申し込みました。
詳しくは
http://www.toshiba-emi.co.jp/st/artists/raulmidon/index_j.htm
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2005年08月17日

Raul Midon



久々に自信をもって、安心してオススメできるアーティストです。
盲目のシンガー・ソングライターにして秀逸なギタリスト。このアルバムは、2枚目になるのかな。他にも1枚ライブアルバムがあります。
プロデュースは、御大アリフ・マーディンと息子のジョー・マーディン。クインシー・ジョーンズのお墨付きに加え、スティービー・ワンダーのお墨付きもついてます。スティービーはアルバムにハーモニカで参加もしてます track-7 Expressions of Love 。
今年の注目株でしょう。

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2005年06月10日

ローランド・バウチスタ

r_bautista.jpg

アル・マッケイの話のついでに、ローランド・バウチスタをいっちゃいましょう。

ギタリスト、ローランド・バウチスタは、多分知らない人の方が多いと思います。アース・ウィンド&ファイアの初期(1972年頃)のメンバーです。72年には一応正式メンバーとなっていますが、その後アースが有名になった後もツアーなどに参加しているようです。
主にセッション・ギタリストとして活躍していて、ジョージ・デューク関係の仕事が多いみたいです。この記事の最後にお仕事リストを載せておきますが、この他でも仕事しているはず。このリストを見てもらえばわかりますが、R・バウチスタの名前は知らなくても、聴いている可能性はあるのでは?

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posted by BustaCat at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ギタリスト Guitarist | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月09日

ハネないギタリスト?

almckay.jpg

ネタ元はスガシカオ氏のラジオ番組でのトークです。ファンク系ギタリストのカッティングのお話。
ファンク系ギタリストには、カッティングがハネる人とハネない人がいると。
これは、そのとおりで、ハネるギタリストにハネるな、と言っても無理だし、ハネないギタリストにハネろと言っても無理なんですね。ギタリストはその人独特の「ハネ」を持っていて、そのハネ方は、まず、変えられないものです。

スガ氏は、ハネないギタリストの代表として、EW&Fのアル・マッケイ Al McKay をあげます。確かにアル・マッケイのカッティングってハネないベタな16ビートですよね。
スガ氏がさらに言うには、実は、全てのギタリストのカッティングはハネるのだと。ただ、よくハネる人とあまりハネない人がいるに過ぎないと。それで、アル・マッケイのカッティングはハネないように聴こえるが実はハネているのだというのです。
それで、スガ氏は、アル・マッケイのカッティングを、わざわざ半分の速度(超スロー)で再生してみせます。曲は確かSun Goddess だと記憶してます。
超スローで聴くとアル・マッケイのカッティング、確かにハネているんですね、これが。
スガ氏は、暇な人というか、研究熱心というべきか……。

打ち込みの正確な16ビートで作った音に、ギターのカッティングを載せると、打ち込みの冷たい機械的な「ノリ」が、急に活き活きとしてきて、「ノリ」がよくなるというのを、昔から感じていました。
これって、人間が弾くギターの微妙なハネのせいなんですね、多分。

ギターのカッティングは、いかに打ち込み全盛時代であっても「不滅」ですね。

posted by BustaCat at 22:01| Comment(4) | TrackBack(0) | ギタリスト Guitarist | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月02日

スティーヴィー・レイ・ヴォーン

srv_tf.jpg

ある時、車のFMラジオからVoodoo Chile(slight return)が聞こえてきました。運転しながら思わず聴き入ったのですが、それがジミの演奏ではなくスティーヴィー・レイ・ヴォーンの演奏であることに、すぐには気づきませんでした。まぁ車の中というのもありますが、それくらいに彼の演奏はジミに肉薄するものがありました。

ご存知の方が多いと思いますが、スティーヴィー・レイ・ヴォーンは1990年に飛行機事故で他界してます。なんでまた……よりによって……という感じです。

彼のジミへの傾倒は半端なものではありませんでした。ジミへのトリビュートアルバムPower Of Soulで聴くことができる Little Wing〜Third Stone From The Sun のメドレー(ライブ)はまさに圧巻…鬼気迫るもので、このトリビュート・アルバムの最後を飾るにふさわしい内容です。部分的にはジミよりもジミらしいところがあったりして……

ただ、正直に書くてしまうと、私としては白人ブルース・ギタリストって全般にどうも苦手なんです。
私が、白人ブルース・ギタリストを苦手なのは、多分6/8のスロー・ブルースにおいてですね。これについては、スティーヴィー・レイ・ヴォーンも例外ではありません。やっぱ、彼のスロー・ブルースも苦手だな……アルバート・キングっぽいブルースなんですけどね……。
もちろん、スティーヴィー・レイ・ヴォーンについて言えば、すごいギタリストであったことに、いささかの異論もないのですが。

まぁ、偏屈なこと言っててもはじまらないので、スティーヴィー・レイ・ヴォーンのこれ一枚。
デビューアルバムの衝撃が今も新鮮です。


Texas Flood

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2005年06月01日

アルバート・キングのこと

1989年、日本で行われたブルース・フェスティバルにB・B・キングとアルバート・キングが一緒に来日してます。
このフェスティバルには、私も足を運ぶ予定でいたのですが、野暮用で行けなくなりました。友人たちは皆観に行きました。
まぁ、また今度来たときに……くらいに思っていたのですが、アルバート・キングは1992年に亡くなりました。89年の来日が最後のチャンスだったわけです。
……ほんと……悔しいです。
友人の話では、アルバートはステージに登場した時点では、付き人に支えられてヨレヨレだったらしいのですが、曲が始まったとたんにシャキっとして、アルバート節をたっぷり聴かせてくれたそうです。

この時のエピソードを鮎川誠氏が語っています。

アルバートの豪快なギターが好きでした。
ジミ・ヘンドリックスと共通点もあります。左利き、フライングX……。ジミとはセッションしたこともあったはずです。
右利き用のギターを反対に持ち変えて、というのはジミと一緒ですが、アルバートの場合は、弦もそのまま、つまり通常とは逆さまでプレイしてました(1弦が一番上にくる)。ですから弦のベンディングは、押し上げるのではなく引っ張ってるわけです。

一度は生で観たいギタリストでした。
posted by BustaCat at 22:30| Comment(2) | TrackBack(0) | ギタリスト Guitarist | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月01日

Cornell Dupree




 Jimi に縁の深いギタリストを一人ずつ紹介していこうということで、最初は誰にするかかなり迷ったのですが、やはりこの人 Cornell Dupree からいきます。
 Cornell Dupree というと、まず Stuff を思いつく人が多いんじゃないでしょうか(あるいは、Donny Hathaway のバックを勤める Cornell かな)。しかし、 Stuff でのプレイで聴けるのは、Cornell のあくまで一面、そこで Cornell Dupree を満喫するために、まず一押しなのが、このソロアルバム Teesin' です。このソロアルバム、King Curtis のバンドで気心の知れたメンバーを従えて、この頑固で渋過ぎのギタリストの魅力を知ることが出来ます。

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posted by BustaCat at 00:27| Comment(2) | TrackBack(0) | ギタリスト Guitarist | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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