2008年06月01日

シスターロゼッタ

復活したのはいいけれど、どうも投稿が停滞しがちのこの頃。
心機一転、BLOGを全面模様替えしました。新緑バージョンだなこれは。
コンテンツブロックが狭くなったので、長文になりがちな私のBLOGが読みやすくなったと思うんだけど・・・

今日はやたらに元気の出る音楽を紹介。



Sister Rosetta Tharpe
1915〜1973年
戦争の前後、30年代末から40年代にかけて活躍したゴスペルシンガー。
ゴスペルシンガーとはいえ、ギターがメチャうまいです。
映像はたぶん60年前後のものということなんですが、この豪快な歌いっぷりと後半のギターソロ…たたみかけるノリがちょっとスゴイと思いませんか?
なんか原点を見せられるようで、目が覚める思いがします。
なんか元気でるな〜。

古くはエルビスプレスリーから、アレサ・フランクリン、ジョン・レノン、若手ではデレク・トラックスまで影響は多大。です。
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2006年06月11日

私の50枚

魂先生の「私の50枚」バトンを勝手に受け取りです。
実は50枚以上あります。あまり熟考の時間がなく、50枚に限定すると激しく時間を食ってしまうため。あえて50枚に落としませんでした。
50枚は無理っ!
逆に10枚なら簡単かも(笑
作品に対する「評価」みたいなエラそうなことは完全に無視で、自分にとっての極プライベートな50枚を選んだつもり。
1アーティスト1枚が原則ですが一部ズルしてます。
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2005年10月09日

音・楽・三・昧

pc_music600.jpg

この写真、Pro Tools システムを使ったスタジオ風景。Pro Tools は、最近の音楽制作システムの業界標準になっている(なりつつある?)らしい。良く知らんが。
で、Stevie Wonder の新譜も、このシステムを使って制作されているのだそうな。

mboxartsy.jpg

で、、ここに登場するのが、このMBoxという、なんだか、子供のおもちゃみたいな代物。
これが今私の自宅にある。
MBOX-s2.jpg
ところが侮れないのが、この MBox 。小さくてもPro Toolsラインナップの一部。これでちゃんと音楽が造れる。しかも、造ったデータには、本格的なPro Toolsシステムと互換性がある。
なんでそんなことが可能かというと……
このMBoxにバンドルされている、Pro Tools LEというエディションは、全てのオーディオ・シグナル・プロセッシングを PC/MacのCPU上で行う。つまり、プロフェッショナルなスタジオのPro Tools システムをPC/Mac上に全て展開してしまう。
PTLE7S.jpg

当然、マシンスペックをシビアに要求するのだが、今時のPC/Macの性能を持ってすると、結構それなりのものができてしまう。
もちろん、全てをPC/MacのCPU上で行う以上なにかと制約はある。
例えば、録音モニタリング時の信号遅延。録音時に自分が弾いた音と、そのモニタ音に遅延が発生する。ショート・ディレイくらいの遅延なのだが、結構気持ち悪い。でも、ちっとばかり工夫するとほとんど解消できる。
……というようなことを、本業でPro Tools 使ってる友人に教わりつつ、この休みで Pro Toolsを触ってなんとか体得した。
システムに慣れて使いこなせるようになることが目的なので、造ったものは、実に下らない(笑

一日中、ギターとベースと鍵盤と、それからマウスに触っていたので、疲れたのだ(笑
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2005年09月23日

ワイルド・スタイルな頃〜80年代サウンド一気総括

wild_style.jpg

メディアに"HIP-HOP"という言葉が流れ出したのはいつ頃のことか、はっきりとは覚えていない。この映画が公開された1983年には、間違いなく流通していたはずだ。

私はこれを新宿の映画館で観た。その時、最前列に陣取った黒人の兄ちゃん三人連れが、大はしゃぎしていたのを良く覚えている。奴らのおかげで映画を3倍楽しめた。ありがとね。
HIP-HOP を肌で感じてゾクゾクしたもんだ。

runDMC.jpg

Run D.M.C のデビューも83年。
当時、ラップなどというのは完全な邪道(笑
日本語ラップにいたっては完全なお笑いネタだった。
私にとっては、とにかくROCKなFUNKの逆襲が嬉しかった。

raising_hell.jpg

Rising Hell

"Walk This Way"が大ヒットしたのは86年になってから。この曲だけは頑固なロック・ファンにも受けて、エアロ・スミスの原曲よりカッコいいじゃん……という具合にRun D.M.Cの名をロックファンの間に浸透させた。Joe Perry 本人も入ってたしね。
ふやけたAORの時代に、最も本気でROCKしてたのは、彼等かもしれない。
彼らはパンクより「切れて」いたし、何よりHIPだった。

流行は早い。しかし、
才能溢れる連中が新しい音を熟成させるには5年はかかる。
それが音楽シーンに深く根付くには10年かかる。
流行を忘れるには1年で十分だけれど。
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2005年09月03日

EW&F新譜他

9月は大物の新譜が続きます。実りの秋ですね。


EWF_Illumination.jpg


先ずは、Earth,Wind&Fire!!
9月20日リリース。
今のところ試聴できるところを見つけることができなかったので(探したけど)、音についてはなんとも言えないのですが…
個人的には「もういいよ…」とは言いながら、やっぱりどうしても気になってしまう。本当は心から愛してます(笑
90年代の EWFは、なんだかすっかり忘れ去られた感があったのですが、ここのところ再評価の機運が高まってますね。何故か……ということに小理屈つけるのは、今回は止めときます(笑

続いて
bigger_bang.jpg

大物中の大物Rolling Stones !!
今回の記事は感嘆符が多いな(笑

こちらは国内盤がすでにリリースされているようですが残念ながらCCCD。US盤は9月5日リリース。
Stones は歳を重ねる度に濃くなっていくような気がしますね。試聴しただけですが全きStones以外の何ものでもありません。というか、この人たちに関する限り試聴する必要ないってば。
図太いまでのマイ・ペース。不滅のR&R。ここまでくると世界の宝だな。

で、問題は、この人(嘆
time2Love.jpg

モータウンCEOが9月末リリースを宣言してますが、どうなるのか……



キャリア数十年クラスの大物が新譜をリリースすると、ファンというのは実に矛盾したワガママなことを考えるものです。片方で「いつも通りの」サウンドが聴きたい、と願う一方、「でも、なんか新しいことをやって欲しい」などと。
それで、どちらか一方でも不満だと、ぶーぶー文句言いますよね。まさに私がそうです。

その点、Stones の図太さには、ある意味安心感があります。
60年代の彼らは、いつもビートルズを意識し過ぎて自身のスタイルがなかなか定まりませんでしたが、70年代以降は、もう自信のかたまりのようなマイ・ペース。時代のサウンドを取り入れることは決して怠らない、というよりむしろ、いつまでも貪欲、マイペースは絶対にくずさない。
ミックは、顔に皺を刻んでも、体型は全く崩れない(笑
村上ポンタ氏に言わせると、チャーリー・ワッツと森高千里を超えるドラマーはいない。

まさに ROLLING STONE そのもの。転がる石に苔はつかない!!

見習いたいと思うです。
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2005年07月19日

てぃんぱれ〜ろ

シーラ・Eの名前が出たので
シーラの父ちゃん(笑 を紹介しておきます。
pete_pic.jpg
Pete Escovedo
シーラの父にして、70年代SANTANAのメンバーです。
さすがシーラの父ちゃん。かっこいい爺さんだと思いませんか?
顔もシーラによく似ている……

SANTANA と言えば……
karl-new.jpg
Karl Perazzo !!
現SANTANAのメンバー。
この人は、青山ブルーノートで生を聴きました。
"EDDIE M. & NOTHING BUT THE FUNK" として、沼澤尚と一緒だったライブです。
一緒に行ったウチの娘は、ライブの後で握手したあげくにスティックまで貰っちゃいました(さすがブルーノート)

私は、とにかくも“てぃんぱれ〜ろ”という楽器に弱いです。
因みにここでKarl Perazzoの“てぃんぱれ〜ろ”レッスンが視聴可能。
このレッスン・ヴィデオ、なかなか痺れます(です。

と、ここまでくると最後は……
大御所 Tito Puente です。
tito_p.jpg
この人の名を知らない人でも、SANTANAのOYE COMO VA は知っているでしょう。
この人は故人になってしまいましたが、
元気な頃に一度だけ生を聴きました(これまたブルーノート)

生を聴けたのは、私にとって、せめてもの幸いでした。









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2005年06月30日

フライング・レビュー

会社近くの本屋で雑誌を立ち読みしてたら、なんとStevie Wonder Time 2 Love のレビューが掲載されている。

はぁ〜?っと思って中身を読んでみたら、なんとも苦肉の憶測レビュー。「今度のアルバムはきっと素晴らしいにちがいない…」ってな感じ。
雑誌の担当者の方々も大変ですね。悪いけど笑えました。1ページまるまる新譜のレビューにあけておいて、ぎりぎりでも原稿入れようとしたんでしょうけど。「憶測」レビューというのは私は始めてみました。

ところで
■ 7月2日(土) 午前 2:00 - 11:00
サーバメンテナンスのため、ここはアクセスできなくなるようです。
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2005年06月25日

Scritti Politti

scr_poli.jpg

グリーン・ガートサイド、デビッド・ギャムソン、フレッド・メイハーからなるユニット。
85年の代表作『Cupid & Psyche 85』では、仕掛け人としてアリフ・マーディンが参加(プロデューサーとしてはクレジットされていない)。ドラムにスティーブ・フェローン、ベーシストとしてマーカス・ミラーやウィル・リーが参加している。
中心人物とされているグリーン・ガートサイドは、フェイバリットがアレサ・フランクリン、愛読書がJ・デリダ、ついでに外見はヴィジュアル系とかなりややこしい人なのだが、現実の音楽的なリーダーはキーボードのデビッド・ギャムソンだったと思われる。D・ギャムソンは、その後プロデューサとして活躍していて、近年ではミシェル・ンデゲオチェロなどを手がけている。
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2005年06月15日

マイルス・デイビスとジミとそしてプリンス

天才たちの繋がりについて、わたしが述べるより、まず、天才自身=マイルス・デイビスに語ってもらおうと思います。
以下は全て マイルス・デイビス自叙伝〈2〉宝島社文庫 マイルス デイビス (著), クインシー トループ (著), Miles Davis (原著), Quincy Troup (原著), 中山 康樹 (翻訳) からの引用です。
翻訳されているとはいえ、マイルス・デイビスが「生」の言葉で、ジミ・ヘンドリックスやプリンスのことを語っています。

天才の最良の理解者は天才……なんですね。多分。
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2005年06月07日

Psychedelix

日本人ギタリストCHARの話題……のようで違うような…
私の周りではCHARの熱狂的なファンが多いんですが、
私は、まぁ……日本人のギタリストの中では好きです。

私は CAHR の Psychedelix というバンドのミニ・アルバムを一枚だけ持ってます。

Smoky.jpg
SMOKY/Psychedelix

で、
このアルバムでの Psychedelix のメンバー!

まず、ベースが かの HEAD HUNTERS の Paul Jacson

p-jackson.gif

生 HEAD HUNTERS(再結成時)を一度だけ観たことがありますが、この人 Jazz-Funk ヘビー級王者です。
奥さんが日本人で、確か神戸在住、現在は日本を拠点に活躍してます。この人の名前は知らなくても、カメレオンのベース・リフは知ってる人が多いのではないかと。
パワーはすごいし技巧は超絶技。例えて言えば全盛期のアーネスト・ホースト。

flood.jpg
FLOOD『洪水』/ Herbie Hancock

これは、ハービー・ハンコックの「伝説」の来日公演ライブですが、ここでの Paul Jacson は凄まじいプレイを聴かせてくれます。このアルバムは、JAZZファン以外にも自信を持ってオススメできます。
因みにこのとき、ギターで参加しているのが、P-Funk に参加する前の  DeWayne "Blackbyrd" McKnight。この時二十歳そこそこのはず。二十歳にして、ハービーを相手に ドFUNK なギター弾いてます(P-Funk に参加した後は、Jimi系のFUNK弾いてます)。

話を Psychedelix に戻して、ドラムを叩いているのが、Jim Copley というイギリス人なんですが、このドラムがまた「絶品」!腰の入ったビートで、技巧も二重丸。
技巧で太刀打ちできる日本人ドラマーはいるでしょうが、このビート感出せる人は、ちょっといないんじゃないでしょうか、日本人では。

そんなわけで、この Smoky 、とても日本のロックとは思えません。ヴォーカル以外は……

Smoky, You are not my sky...

ところで、肝心のCHARのギターですが、昔よりずっと弾けてますね。


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2005年06月06日

吉田美奈子ライブ

美奈子さんがライブやるみたいです。

Slow Music Slow Live '05 in 池上本門寺
2005年7月16日(土),17日(日),18日(祝・月)
会場:東京池上本門寺・特設ステージ
通し券は,ぴあ,ローソン,イープラスのみの扱いです
詳しくは:http://www.red-hot.ne.jp/
問合せ先:ホットスタッフプロモーション
03-5720-9999 (平日16:00〜19:00)

面白いのは、17日の出演者
出演:渡辺香津美 with 吉田美奈子
この組み合わせ、ありそうでなかった……と思う。
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2005年05月26日

コアなブラック・ミュージック・マニアのはなし

私の知りあいにY君という人がいまして…
その人が、超コアなブラック・ミュージック・マニアなんです。特に BLUES に関しては、私なんぞ足元にも及ばないほどの濃いマニアです。
もともとそのY君とは、私があるお店でソレ系の雑誌を読んでいたところを「BLUES 好きなの?」と声をかけられたところから、知り合いになったという感じです。
そのY君が言うには、自分(Y君)が足元にも及ばないほどのマニアがいる、というのです。アルバイト先で知り合いになったK君という人がいて、その人は、Y君が足元にも及ばないほどに濃い Black Music マニアだというのです。
Y君ですら、そのコア度は半端なものではないのに、その上を行く奴がいるとは……、と感心したものです。

もったいをつけてしまいましたが、そのK君とは、実は久保田利伸のことなんです。
Y君は、売れない時代にバイトをしていた久保田利伸と、Black Music 繋がりで意気投合した、という訳です。
(ちなみに私自身は、久保田利伸とは残念ながら面識はありません)

ところで、私の知り合いの女性がアメリカ人と結婚してまして、そのダンナは、アマチュアですがベースを弾く人でした。
で、そのダンナの話で、
「日本語の音楽は(自分には)どうも生理的にダメだ」
と、これはごもっとも。ただし、
「KUBOTAはイイ。あいつは、日本語で歌ってても、まるでスティービー・ワンダーみたいだ」
と言ってました。
久保田利伸 って……やっぱ侮れないと思います。CDは持ってないけど……
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2005年05月21日

吉田美奈子〜日本のゴスペル

今回は趣をかえて、たまには日本人ミュージシャンのお話を…

吉田美奈子をご存知でしょうか?

彼女は、私がお金を払ってでも聴きたいと思う、数少ない日本人ミュージシャン/シンガーです。毎年一度は必ず彼女のライブに足を運びますし、アルバムも代表的なものはほとんど持っています。
私にとっての吉田美奈子は、「日本のゴスペル」シンガーです。なんとなく「黒っぽい」ことをやってR&Bと称している子供たちとは一線を画する本物の実力派です。
山下達郎に言わせると「ようするに日本で一番うまい女性シンガー」ということになります。

この人のバラッドを生で聴いてしまうと、人生変わります。

ところで、吉田美奈子は FUNK にも独自のモノを持っており、オリジナル・アルバムには必ずFUNK ナンバーが一曲入っています。なんと P-Funk Bernie Worrell が参加しているアルバムまであります。
でも、どうもこの人が FUNK と呼ぶものと、私が FUNK と呼ぶものには、微妙な差異があって……どうも私にはついていけないものがあるのですが……
ともかく、バラッドは絶品です。やはりこの人は私にとって「日本のゴスペル」以外の何ものでもありません。

自信をもってオススメできるアルバムは まず BELLS ですね。このアルバムこそ日本のゴスペルです。

もう一枚私にとって忘れがたいアルバムが(ちと古い作品ですが) 愛は思うまま です。
このアルバムはUS録音で、ジーン・ペイジのプロデュース&アレンジ、LAの一流ミュージシャンがバックを固めています。
ギターは、デヴィッド・T・ウォーカーとワウ・ワウ・ワトソン。私は、このアルバムのデヴィッド・T・ウォーカーのプレイから、ヴォーカルのバックでギターはどうプレイすべきか、ということを全面的に学びました。このアルバムの全曲を擦り切れるほど聴いてコピーした頃が懐かしいです。

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2005年05月17日

ジミ・ヘンドリックスとクリーム

ジミは、1968年11月18日にロサンゼルスのフォーラムで行われたクリームのコンサート(フェアウェル・ツアー)に観客として足を運んでいます。この時すでに、エクスペリエンスはほとんど空中分解状態に近づきつつあり、解散は時間の問題となっていたようです。ジミがこの時何を思ったかは想像するしかありません。
ジミのクリームに対するリスペクトはとても有名です。"Sunshine Of Your Love" をカバーしてましたし、ジミがチャス・チャンドラーからイギリスへ渡ることを誘われていた時、殺し文句は「エリック・クラプトンに会わせてやる」だった、という話も聞いたことがあります。ジミのワウワウを使ったプレイは、彼のギタースタイルに欠かせないものですが、ジミが最初にワウワウを使ったギターのプレイを聴いたのはエリックの演奏だったそうです。

クリームの"Sunshine Of Your Love" はとても HEAVY な演奏ですが、ジミのカバーは HEAVY というより POWERFULL でした。

トリオのというのは、ある意味、理想のバンド形態だと思います。自由度の高さ、そこからくるスリリングな演奏……など。反面、トリオ、特にロックのトリオというのは長続きすることが難しいとも言えます。エクスペリエンスもクリームもごく短期間で燃え尽きてしまいます。

ところで、ミッチ・ミッチェルもジンジャー・ベイカーもトリオのドラマーとしては理想的だったと思います。特にジンジャー・ベイカーはやはり別格です。全盛期のあの人、放っておいたら1時間でも2時間でもドラム・ソロやっちゃうんじゃないでしょうか。それに彼のドラムスタイルというのは、一種独自なスタイルで、少なくとも私は、彼と似たスタイルのドラマーというは全く思いつきません。
ところで、やはりジミと短い期間ですがトリオを組んでいたバディ・マイルスなのですが、彼はトリオには向かないドラマーだったと思います。本当にいいドラマーだと思うし、とても好きなドラマーです。なんといってもあのキックの安定感とグルーブはミッチには真似できないものですね。ミッチが上半身主導型のドラムなら、バディの場合、完全に下半身主導型。それが実にソウルフルなグルーブを産みだしていると思います。
彼の場合どちらかというと大編成のバンド、例えばパーカッションとホーンセクションがいるようなバンドにもってこいのドラマーだと思うわけです。バンド・オブ・ジプシーの演奏を聴いていると、思わずキーボードとホーン・セクションを入れたくなっちゃうのは私だけではないと思うのですが、いかかでしょう……
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2005年05月12日

60年代、人種の壁と音楽

jimi-otis.jpg

昔書いた文章です。
私のBlogが、何故 Jimi Hendrix/ Prince/ P-Funk/ Stevie Wonder なのか、という理由として読んでいただけると嬉しいです。



 1967年の夏、サンフランシスコ郊外のモントレーで開催されたポップ・フェスティバルに、一人の黒人シンガーが登場した。当時のサンフランシスコは、Love&Peaceのフラワー・チルドレン(要するにヒッピー)一色、フェスティバルは、ポップというよりロック・フェスティバルといった方がいい。その時代のアメリカは、人種差別に反抗する黒人のテンションが一触即発状態、一方で、ベトナム戦争が泥沼化の様相を呈していた。

 シンガーの名は、オーティス・レディング、バックを勤めるのが Booker T. & The MG's 。
 聴衆のほとんどが彼のことを全く知らず、彼がステージに登場した時点では、白けた雰囲気が漂っていたのだそうだ。しかし、彼がステージを終える頃になると、会場は異様なほどの熱狂的な喝采に包まれていたという。主として白人のヒッピーで占められていたであろう聴衆に、ソウル・ミュージックが炸裂した瞬間だった。このステージは『伝説』として語り継がれている。彼のメッセージは、シンプルにしてパワフル、一言でいえば「愛し合ってるかい?」というものだった。
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2005年05月09日

CREAM 元気!

Axix_009 さんからのTB情報でクリームのロイヤル・アルバート・ホールを一部ですが聴いてしまいました。
いやぁ、元気ですね。3人とも。
エリック・クラプトン 様のギター・フレージングも、「声」も若いのには驚きましたし、何よりも ジンジャー・ベイカー様の TOAD ドラム・ソロまで聴けるとは!!
実は心配してたんです、ジンジャー・ベイカーさん大丈夫かなって(笑
肩から力が抜けてはいますが、決してテンション低くはありません。

嬉しくなっちゃいました。
posted by BustaCat at 22:05| Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽 全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月26日

トニー・トンプソンのこと

tony_thompson_big.jpg

Buddy Miles のことを書こうと思っていたのですが、たまたま 元 Chic のトニー・トンプソン Tony Thompson が昨年の11月に亡くなっていたことを知りました。
今まで知らずにいて、驚くと同時にひどく悲しいです。
Buddy Miles と並んで、私のお気に入りのドラマーがまた一人減ってしまいました。
Tony の「ためて」から「はじける」ようなビートがとても好きでした。
やはり、元 Chic のこれまた私のお気に入りのベーシスト、バーナード・エドワーズ Bernard Edwards といい、みんな逝っちゃうの早すぎます……

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2005年04月15日

The System "Don't Disturb This Groove"

THE_SYSTEM.jpg

表題のアルバム、80年代に「LP」で聴き狂っていました。
その後、最近になってCDで聴きたいと思うようになり、NETで色々探してみたのですが、
System という恐ろしく検索しにくい名前のため、見つけることができずほぼあきらめていました。
ところが、Blog 上で発見!
こちら と こちら と こちら

The System は、バンドではなく、Mic Murphy と David Frank による二人組のユニット。
表題曲は、(80年代)かなりのヒットを飛ばしました。
一言でいうと、打ち込み系のクールな Funk サウンド、とでもいいますか。
浮揚感のある Funk サウンドを溺愛してました。
でも、80年代のサウンドというのは、今聴き返すと意外につまらなく感じるものが多いですね。その点60〜70年代のサウンドは「永遠に不滅」という感じがします。
System を今聴いたらどういう風に感じるのでしょう・・・

角松敏生が、擦り寄っていたなんて知らなかった・・・
posted by BustaCat at 02:31| Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽 全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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