2006年05月13日

ハッピー・バースデイ スティービー・ワンダー

大事なことを忘れるとこでした。

今日は スティービー・ワンダー Stevie Wonder の誕生日!

1950年5月13日(土) Steveland Morris Judkins 誕生(ミシガン州)
Stevie Wonder was born Steveland Hardaway Judkins in Saginaw, MI, on May 13, 1950

いろいろ


ウチの息子と娘はそれぞれの部屋にCDコレクションを持っている。私のCDコレクションはリビングにおいてあって、まぁ誰でもいつでももって行きなさい、という状態になっています。
そんなわけで、聴こうと思ったときにCDが不在ということがよくある。
私は私なりの分類で整理しているのだが、知らぬ間に分類がどんどんくずれてゆくわけです。
よく不在になるCDは、スティービー・ワンダーとダニーハサウェイ。
この人たちは本当に年代を問わず、不滅なんですね。

そう言えば、ジャム・イロクアイのCDが数年ぶりにリビングに戻っていた(笑 あとで聴こうっと。

因みにジミ・ヘンドリックスは、私以外は誰も聴かない。とはいえ、友人の息子(高校生)は、ギターを弾く子なんだけれどジミを聴いて「これこそ僕の求めていた音だ!」と叫んだそうで、いつの時代もギター弾く子にとっては、ジミは不滅なんだよね。
プリンスは、娘が嫌いではないらしいが、彼女に言わせるとメイシオの方がカッコいいのだそうです。ある意味正しいが……なんだかなぁ(笑
娘はメイシオが来日すると必ずといっていいほどライブに参上します。

ウチにあるプリンスのCDを全て!ハードディスクに突っ込んだら35アルバム400曲以上あった。1.7GBだと。これでも持ってないアルバムも数枚ある。Rave IN〜を持ってないのは痛い。
近年あまりきかなったアルバムを中心に少しずつ聴いているのだが、予想通りと言うべきか、新しい発見をたくさんしてしまった。
今更ながら、この人の音楽の奥行きと幅は恐ろしいほど広いと感じる。本当に広すぎる。
にもかかわらず、ある種の『軸』はまったくぶれていないということを再確認した。これも考えようによっては驚異的だと思う。
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2006年05月03日

リズム&ブルースの死(続き)

theater.jpg 
 
 昨日の記事
の続きです。

 『リズム&ブルースの死』は、必ずしもネガティブなものではない。何故ならそれは、黒人の相対的な地位の向上を意味するからだ。R&Bは消えてなくなったわけではないし、今も多くの人に愛されているし、今後もそうだろう。
 ただ、著者が気に留めているのは、70年代のブラック・ミュージックにおける「世代交代」が、不必要に性急に行われたために、ある種の断絶がおきてしまった、ということ。それは、ソウルのベテラン達が不当に干されていったことを指している。つまり、ミュージック・ビジネスの巨大化の犠牲としてある種の断絶が起きてしまった、というのが著者の指摘だ。

 リズム&ブルースは死んだ、というよりもその役割を終えた、というべきだろう。その意味で言えば、ジャズは死んだし、ロックも死んだということになる。それらは皆、役割を終え、そしてニュー・クラシックとして再生して生き続け、愛され続けててゆくのだろう。
 そう言えば、かのジェフ・ベックが「ギタリストの役割は終わった」なんていう、寂しい発言をしていたのを思い出した……

 役割を終えた、ということで言えば、例えばマイルスは、十全にその役割を果たして去っていったのに比べ、ジミはその役割を終えることなく突然に逝ってしまった。

 思えば、プリンスという人は、改革者というよりは、最初からニュー・クラシックという役割を背負ってシーンに登場してきたのではないか。この本を読んだ後、そう思えてならない。

 ……意外と短くまとまっちゃったよ(笑
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2006年05月01日

リズム&ブルースの死



日本では『ヒップ・ホップアメリカ』で知名度が高いであろうネルソン ジョージの著書。
日本語版はピーター・バラカンさんが解説を書いている。
著者はブロンクス産まれの黒人で批評家という、ちょっとかなわない存在。ジャーナリスティックな黒人音楽批評が素晴らしい、というより非常に貴重だ。
ジャーナリスティックであるということは、非常に広い視野での社会的な視点をとっていると同時に、決して深く掘り下げ過ぎない、ということだ。
正直もっと早くに読んでいればよかったと後悔した。
あくまでもUSにおける黒人社会との関係において黒人音楽が語られており、その明快な視点が素晴らしい。
その黒人音楽年代記を私なりに乱暴に整理してみた。あくまで「私なり」なのでご注意を(笑

年台
社会
ミュージックシーン
全体
BLACK Music

WHITE Music

50 戦後の混乱から冷戦体制へ 冷戦構造下アメリカの
経済覇権の一翼を担うJazz
Be-Bopの誕生
Rhythm&Blues
Rock'nRoll
60

公民権運動
ベトナム戦争の泥沼化

Beatles
Woodstock
Soul Music
Black Is Beautiful
Rock
70
前半
 

Crosroverの時代
ミュージック・ビジネスの巨大化と、
それに伴うBlack, White市場の本格的融合

Funk
Reggae

New Rock
70
後半
黒人の相対的地位向上 Discoの時代 DiscoによるFunkの急速な弱体化 Disco
New Wave
80 冷戦構造の終焉
ポスト・モダン
価値の多様化と混乱

LPからCDへ。
デジタル技術によるPop Musicの再構造化

リズム&ブルースの死
ヒップ・ホップの台頭

テクノPop
90 経済による再差別化の時代 多様化と方向性の消失 ヒップホップの時代 知りません(笑

(90年代は私が勝手にくっつけました。因みに「経済による再差別化の時代」というのは、今の日本の勝ち組、負け組みというのとイコールです。黒人の下層がかつてとは別の意味で差別化され始めている、の意です。)

きわめてシンプルで「目からウロコ」!
また、個人的には、DiscoによるFunkの衰退が語られる部分には溜飲を下げる思いがした。 そしてさらに、この年代記は「マイルス・デイビスの黒人音楽史観」ともぴたりと一致する。その史観とは
「白人の中のちょっとHIPな連中が、黒人のスタイルを盗み取る。黒人は盗み取られたスタイルを、さらに黒人らしいスタイルで取り返す……」
というもの。
まさにこの「黒人らしいスタイルで取り返す」ときのキーワードが"FUNKY"なのだ。
そして、この著者は、プリンスを「レトロ・ヌーボー」と呼ぶ。あるいはプリンスを「黒人音楽の歴史家」と呼ぶ。
レトロ・ヌーボー! 今後プリンスを語る際には、この表現を使わせてもらうことに決定。
詳細はまた後日(笑 付記: 「これも好きかも」作業中
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2006年04月26日

いろいろ


日曜日に友人たちと音楽の話でお腹いっぱいだったので、BLOGを書く気が一時的に薄れてしまった(笑。要するに俺は、音楽について喋りたいことが山ほどあるのに、それを喋る機会になかなか巡り合えなくてこうしてBLOGを書いているのかもしれない、などと思った。

連休の宿題1
3121を巡って「これも好きかも」企画を一気にやっつけようと思っている。これは遊び半分にやるとなかなか楽しそうなのだが、本気でやると偉い仕事になってしまう(笑)ので、ほどほどのところでやります。

連休の宿題2
書きかけのスティービー・ワンダーのエッセイを、再構成というより書き直そうと思っている。もともとあれは、社内掲示板に細切れに連載していたものをつぎはぎしたもので、流れが不自然でひどくすわりが悪い。
資料にもきちんとあたって、「あの時代」をもっと克明に書くことができたらいいと思っている。連休中の完成は無理。

マーク・ボランを聴こうと思っている。理由は聴いてから書くつもり。
プリンスの中にひっそりと影を落とすマーク・ボランというのが気になって仕方ないのだが、他に指摘している人がみつからない。なぜだろうと考えてすぐにわかった(笑、みんなマークボランを知らないんだ!あの人は、若い世代にはわかんないよね、たとえアルバムを引っ張り出しても(笑

友人と話していて"Sign O' The Time" は嫌いだ。ということで意見一致した。あのアルバムは名盤ということになっていて、どこでも褒めちぎられているので、なかなか否定的な意見は書きにくい。あのアルバムを否定するつもりはないが、「なぜ、僕らがアレを受け入れることができないか」という話題もそのうち書こうと思う。

前から、いつかd’angeloのことを書きたいと思っていたのだが、どうも気が引けてしまう。というのは、私は最早シーンにリアルタイムではない……90年代の半ばあたりからシーンとはすっかり距離ができてしまって、それを肌身に感じながら生きているわけではない。。いろいろな理由があるけれど、まぁ一番大きいのは歳をとったことと、人生で一番忙しい時期に突入してしまったことかな。
でも、近視眼的にPrinceとの関係に限定して、ということなら書けそうな気がしてきたので、これもできればやっつけたい。
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2006年04月16日

THE GADD GANG

GYAOでGADD GANGを発見!
http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0013943/

1988年の六本木ピットインでのライブです。

01.Things Ain't What They Used To Be 
02.I Can't Turn You Loose 
03.Watching The River Flow 
04.My Girl 
05.Changes 
06.A Whiter Shade Of Pale 
07.Signed, Sealed, Delivered 
08.Honky Tonk 
09.I Can't Stop Loving You

DVDで出てるみたいですけど、GYAOではCMを我慢すれば(笑、5月1日まで無料で見られます。
コーネル・デュープリーのソロを弾く姿のドアップというのも始めてみたけど、なんといっても在りし日のリチャード・ティーの姿が……



posted by BustaCat at 13:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月15日

3121 Aftermath(3)

 そういうわけで(どういうわけだ)3121の続きです。
昨日、クレイジーなPrinceマニアの友人CIAOさんと3121について電話で長々と討論しましたのでその結果を報告します(笑

 「討論するほどの話題かよ−」って……話題なんだよ−!

 彼女はPrince "For You"の時代からの筋金入りのPrinceマニアです。因みにCIAOさんの息子は目下Jimi Hendrixに夢中、だそうで、なんとも正しい!
 私がPrinceを聴き始めたのは完全にCIAOさんの影響です。一緒にバンドやってましたから。
 ところで、彼女は現在も音楽業界で仕事をしてる人ですので、そういった意味でのバイアスはさっ引いて考えます(笑
 それで彼女の3121に対する感想を、私の言葉で勝手にまとめると、
3121は、Princeのデビュー当時のフレイバーと、コンテンポラリなR&Bサウンドが渾然と折り重なっている……とのこと。

 Princeのデビュー当時のミュージック・シーンというのは、所謂ディスコ・サウンド全盛期で、音楽ファンにとっては暗黒の時代でした。音楽ファンにはものすごく退屈な時代であり貧困の時代だったんですね。別にビージースやアバが悪いというわけではありません。問題は猫も杓子も同じサウンドになっちまった……というところです。スティービー・ワンダーが"Key Of Life"で頂点を極めた後、ブラック・ミュージック・シーンはほとんど瀕死の状態だった、と言ってもいいくらいです。もちろん、良質の音楽はちゃんと存在していたんですけど、ダンス・ミュージックに押し潰されているような状況でしたね。
 そんなわけで、「あの」暗黒時代のブラック・ミュージック・シーンにデビューした若き天才Princeは救世主のような存在だったはずなのですが、日本ではごく一部で注目されるのみでした。
 デビュー時のPrinceはゲテモノどころか、才能の誉れ高き「優等生」だったんですね。その優等生の秀才ぶりはデビューアルバムでしっかり聴くことができます。
 その後、ブラック・ミュージック・シーンがクインシー・ジョーンズ一派を筆頭に、暗黒時代から抜け出すにつれて、優等生で秀才の殿下は、何故かゲテモノへと突然変異してゆくわけです。それでも殿下の(音楽的な)育ちの良さは、どんなゲテモノに化けても決して隠すことはできなかった……
 
 以上はあくまで私の初期プリンス感なんですが、CIAOさんの感想を踏まえてあらためて3121を聴いてみると、この作品は、Princeの「素顔」と「厚化粧」が等しく混在しているように思えてきてました。長年化粧をしていると、化粧顔も「もう一つの」素顔になる、とでもいいますか……
 そして、狙ったのか気まぐれなのかは定かではありませんが、今回のサウンドは80年代初頭サウンドを強く意識しているのは間違いないように思われます。

 因みに所謂80年代サウンドと、80年代初頭サウンドは全然別物です。Princeはミュージック・シーンの大きな境界を跨いで突然変異したんです。

 まだまだ続く

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2006年04月11日

3121 Aftermath(2)

いよいよ待ちに待ったprince_controlさんの3121レビューが読めました。
いや、大袈裟抜きに、prince_controlさんと、もう一人、私の古い友人でクレイジーなPrinceマニアであるCIAOさんの感想を聞かなければ、私の3121に対する評価は決定しません(笑

ただ、prince_controlさんはこのところお忙しいみたいで、レビューは未完です。ただ、レビューにあたって面白い企画を始められたので、私ものりたいと思ってます(←時間かかりそうだけど)

prince_controlさんは、3121とEmancipationの(印象の)近似を指摘しておられるのですが、これは、全く思いつきませんでした。
言われてみると、確かに、Emancipationというアルバムは、曲を厳選して1枚にまとめたら、記録的なセールスを記録したかもしれない……などと思いました。
それでいうと私が最初に3121との近似を思ったのは"Diamond and Perals"かな……割と月並みな連想?
posted by BustaCat at 02:02| Comment(2) | TrackBack(1) | プリンス Prince | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月08日

ブラックなグルーブの奇数

 この記事は、去年の10月に書きかけたまま放置してあったものです。

 JAZZの名曲に"TAKE5"というのがあるのをご存知と思う。5拍子というのは変拍子ではあるのだが、実は、ブラックなグルーブにとってのナチュラルな拍子でもある!?……と同時にFUNKな『うねり』の源泉でもあるのでは?というお話。

とりあえず下の図をクリックして拡大してみてください。
grv_f1.jpg
こんなモノわざわざつくる私も暇人!

上のA)、B)は、四拍子と普通の16ビートのタイミングを示したもの。
C)はJAZZでよく使われる2泊3連(2符3連)とそのウラ(グレーのところがウラ)。最近PrinceがBlackSweatの後半でモロに使ってますね。
問題は C)。これは一小節を五等分した五拍子とそのウラ拍をあらわしたもの。
そして D)は、よくあるアフロ・ビートを16ビートして表したもの。さらに E)は、ラテンの基本リズム『クラーベ』をやはり16ビートとして表したもので、F) は、クラーベの最後のビートにシンコペートをかけたパターン。

 これをよ〜く見ると、見えませんか、グルーブのウネリが、幾何学的に(笑

 偶数で分割した1小節と、奇数で分割した1小節が、第1泊目でシンクした後、当然のようにウネリを生じます。要するに最小公倍数の地点でビタっとシンクして後はズレたり重なったりしながらウネルわけです。

 そこでJBセオリー! 「ドあたまだけははずすな。」このだけがミソだと思うんです、私は。

さて、早いけど今日の結論。FUNKとは

(幾何学+SEX)÷ 2 (式1……笑

である。

 音楽と数学の相似性が指摘されることは多いけれど、それは大抵、多分和声とかスケールとかについて言っているんですね。でも、グルーブというものもまた、非常に美しい幾何学模様だと、私は考え(感じ)ます。
 例えばPrinceは、この美しい幾何学模様を非常に誇張されたユニークなやり方で強調表現していると……

 ここで式1における『SEX』とは何ぞや。という話からジャックさんがコメントに書いてくれた、「エロい」ベース・ラインの話が始まります。それはまた後日。
posted by BustaCat at 20:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽の戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月05日

ばす太猫

このBLOGもそろそろ1年、というわけで
全面的模様替え……
ほどのゆとりはないので
TOPの ばす太(猫)の写真を替えてみました。
下手くそな写真ですが、奴(ばす太)の特徴がよく出てます(笑

posted by BustaCat at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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